別荘購入を検討中の方必見!失敗しないコツや事前に確認すべきポイントを解説!

別荘を選ぶ時には、購入時に気をつけなければならない点もいくつかあります。
その一つに周りに食料品を売るお店があるかという事は外せません。
ある程度の材料は持っていくという事はあるかもしれません。
しかし買い忘れてしまった時や、予定よりも長く滞在することになったときに、食料品や日用品が売っているお店が遠いととても不便です。
季節にもよりますが雪のある季節ですと、それもとても大変になりますので注意が必要です。

別荘購入を検討中の方必見!失敗しないコツや事前に確認すべきポイントを解説!

自然の多いエリアに別荘を持つことに憧れている方は多いのではないでしょうか。
軽井沢や葉山、湘南や伊東など様々なエリアが選ばれていますし、自分は山なのか海なのかどちらが好きかなど考えて選んでいきましょう。
大まかにエリアが決まったら、購入するにあたってコツの一つにあげられるのが日用品や食料品を売るお店が比較的近くにある事です。
人が少ない所に建てられることも多い別荘ではありますが、いざという時には何も周りにないと不便になってしまいます。

別荘購入における場所選びで考慮すべき点とは?

別荘の場所選びおいて最も重要となるのは、アクセスしやすい場所かどうかです。
別荘を購入した方の中には、アクセスしにくい場所だったために想定していたよりも利用しなかったという失敗をしている方が少なくありません。
特に、年齢を重ねると長距離の移動が億劫になるので、老後の移動についてもしっかりと考慮しておくことが大切です。
中古物件の購入を検討する際は、騒音や近隣住民の構成、自治会の有無なども確認しましょう。
騒音については、可能であれば時間帯を変えてチェックしておくのがおすすめです。
また、別荘であっても近所付き合いはゼロではないので、管理会社などに近隣住民の構成を確認しておくと安心です。
加えて、別荘地には自治会が設置されているケースもあるので、加入が必須なのか年会費はどれくらいかを確認しておきましょう。
さらに、災害のリスクがどの程度あるのかを確認しておくのも重要です。
各自治体が公開しているハザードマップを確認すれば、どの程度の災害リスクがあるのかが把握できますが、災害リスクが高い場所で物件を購入したいという場合は災害保険などを充実させておくと良いでしょう。

別荘購入における物件選びで押さえておきたいポイントとは?

別荘の物件選びは、まず場所を決めてから物件を探し手内覧をするという流れです。
不動産の購入には高額な費用が掛かるので、購入してから後悔しないように物件を選ぶときのポイントを押さえておくことが大切です。
まずエリアを選ぶときですが、自宅から行きやすいかどうかというのは重要です。
別荘はできるだけ頻繁に行くようにしないと、空き家状態が長ければ長いほど建物の劣化が進みます。
たとえ新築物件を購入したとしてもあまり行かなくなれば、目に見えるだけでも家の中にカビが生えたり庭の雑草が伸び放題になったりします。
頻繁に行って換気をしたり、メンテナンスをすることが大切なので、自宅から行きやすいところを選ぶことが勧められます。
次に、津波や土砂崩れなどのリスクの少ないところを探すことです。
せっかく購入しても災害に遭ってはもったいないし、そこにいる時なら身の危険もあります。
そして、周辺環境を知っておくことです。
自治会があれば加入しなければいけないことがあったり、周辺の家と近ければ騒音や、放置することで雑草が伸びて迷惑をかけることもあるので、あまり隣接していないところの方が良いでしょう。

別荘購入における内覧時にチェックすべきポイントとは?

別荘の内覧でチェックしたいポイントは、大きく分けて3つあります。
1つ目は傷と汚れの有無です。
ひび割れや腐食、屋根の破損などはないか、別荘の外観をしっかりと確認しておきましょう。
人気の別荘地は海のそばや緑豊かな場所にあることが多いため、湿気や塩害によって劣化が進みやすい可能性があります。
特に中古物件の購入を検討している場合は、注意が必要です。
2つ目は設備が正常に作動していることです。
一般的に、設備の保証期間は8年から10年ほどだとされています。
よって、水回りと暖房設備のチェックはもちろん、ドアの開閉はスムーズに出来るか床にきしみや傾きはないかといった点のチェックも欠かせません。
また、寒冷地の場合は水道管の凍結防止帯などの確認も必要だと言えます。
3つ目は別荘周辺の交通環境です。
具体的には、駅からの距離や周辺の道路の状況のチェックが挙げられます。
地方では狭い農道や街灯のない道路もあるため、安全性も重要になると言えるでしょう。

別荘購入で失敗しやすい人の特徴とは?

別荘購入で失敗しやすい人の特徴を知っておくと、いざ自分が購入する時に後悔する確率は減ります。
一番多いのは勢いで購入したり、流行などに影響されてしまうケースです。
「何となく流行しているから」、「持っていると格好良く見える」、「有名人が同じような別荘を持っているから」というような理由で購入すると後で後悔する可能性が高くなります。
大事なのは「自分にとって本当に必要かどうか」という点です。
勢いで購入すると一時的な満足感は高いかもしれませんが時間が経過するにつれて失敗に気づくことになります。
「意外と使わないからお金の無駄かもしれない」、「維持するだけでもこんなにお金がかかるのか」とマイナスな要素に目がいくようになります。
別荘は優雅な生活を実現させてくれる素晴らしいものですが、忙しい人は年に数回しか利用できないですし、定期的にお手入れをしないと劣化していくので管理も結構大変です。
購入する時は長い目で見て考えることも大事です。

別荘購入では通常の住宅ローンは使えないので注意しよう!

別荘購入を検討する際は、様々なポイントを押さえておく必要がありますが、通常の住宅ローンが使えないという点もその中のひとつです。
一般的な住宅ローンを利用するには、基本的に生活の本拠となる住居であることが求められるので、本拠となるマイホームを所有した状態で別荘を購入する場合は注意が必要です。
ローンを組んで別荘を購入したいという場合は、セカンドハウスローンを利用すると良いでしょう。
セカンドハウスローンは、居住用ではない物件の購入に使えるローンのことを指します。
ただし、セカンドハウスローンは金利が3.0~4.0%台と高めに設定されているケースが多いので、利用する際は金利をしっかりチェックしておくことが大切です。
加えて、マイホームのローンを返済中の場合、セカンドハウスローンの審査は厳しくなるので、この点についても念頭に置いておきましょう。
また、フラット35を利用するのもおすすめで、こちらは別荘購入時でも通常のローンと同じ条件で借り入れることができます。

別荘購入を検討する際は将来的に売却することも視野に入れておこう!

別荘購入を検討する際、理想の生活ばかりに目が向きがちですが、将来的に売却することも視野に入れておくことが大切です。
別荘を購入した方の中には、老後を迎えた際や子供が独立した際などに売りに出す方も数多くいますが、簡単に売却できないケースも少なくありません。
別荘は軽井沢やニセコ、那須といった人気のエリアでない限り、売りに出しても買い手がつかないことも多く、維持費ばかりが毎年かかってしまうケースが多々見られます。
実際に空き家となっている物件は年々増えており、中には数千万円で購入した物件が10~100万円という破格の金額で売りに出されているケースもあります。
また、1円や100円といった信じられない額で売りに出されている物件も少なくありません。
近年は、投げ売り状態で市場に出されている物件でも買い手がつかないという状況が続いているので、別荘購入の際は将来的に手放すことも考慮して、中古市場で需要が高い物件を選択することが大切です。

別荘購入の際は安い物件に飛びつかないようにしよう!

別荘と聞くと、お金持ちが購入するものというイメージを持っている方も多いかと思いますが、近年は格安で販売されている中古物件が少なくありません。
中には、手軽に購入できる100万円台の物件もありますが、安い物件だからといって飛びついてはいけません。
近年、相続などで別荘を手にしたものの、長年にわたって放置されている物件が増えています。
このような空き家状態の物件が格安な価格で販売されているのですが、長年放置されてきた物件は一見しただけでは問題が無さそうでも、そのままの状態では使えない可能性が高いです。
そのため、購入後のリフォームが必要になるケースが多いのですが、建物の劣化具合によっては購入費用の数倍ものリフォーム費用がかかる恐れもあります。
リフォームが必要な100万円の物件よりも、定期的なメンテナンスが行われている300万円の物件の方が、トータルコストが抑えられるケースも少なくないので、別荘購入を検討する際は購入後のリフォームについてもしっかりと考慮しておくことが大切です。

中古別荘を購入する際は再建築の可否も必ずチェックしておこう!

中古別荘は比較的リーズナブルな価格で販売されていますが、購入を検討する際は再建築が可能かどうか必ずチェックしておきましょう。
既存の物件の中には、建物を解体しても新たな建物を建てられない再建築不可の物件が存在しています。
建築基準法によると、都市計画区域や準都市計画区域といった区域で建物を建てるためには、その土地が幅員4m以上の道路に2m以上設置していなければならないと定められています。
このようなルールがあるのは、消防車や救急車といった緊急車両が入れるようにして、消火活動や救助活動をスムーズに行えるようにするためです。
不動産会社には再建築不可の説明義務があるので、不動産会社を介せば再建築不可の物件を知らずに購入してしまう心配はありません。
しかし、再建築ができない物件を購入した場合、仮に自然災害などで建物が倒壊してしまったとしても、新しい建物を建てることができないので、利用価値がない土地だけを所有することになります。
このような土地は、売りに出しても買い手が見つかるケースは非常に稀で、税金などの維持費を延々と支払うことになります。そのため、別荘の購入を検討する際は必ず再建築の可否を確認しておくことが大切です。

別荘購入の際は別荘コンシェルジュへの相談も検討しよう!

趣味や癒しのために別荘を購入しようという時、どこのどんな物件が良いかとかいくらくらいの費用が掛かるのかなど、なかなか最適な物件を探せないという場合には、別荘コンシェルジュという人に相談することも勧められます。
専門知識を持ち何件もの相談に応じ最適な別荘を探した実績を持っているので、自分のライフスタイルや希望、予算に合ったところを見つけてもらえる可能性が高いのです。
海沿いがいいけれど日本国中どこにすればよいか、ネットで調べたり現地に足を運ぶのに手間や時間がかかって結局見つからない時に相談をすることで、それぞれの場所の特徴など教えてもらうことができ、場所選びや物件選びがスムーズに的確にできます。
実際に生活をする物件探しの時は、勤務先やライフスタイルによっておよその場所は決まってきます。
しかし自由に選べる別荘だからこそ、場所選びから迷ってしまうことになりかねません。そんな時に専門家であるコンシェルジュに相談をするという選択肢があるのです。

別荘を建てるなら充実した内容にする

別荘を建築するならば、心地よい空間と快適な設備がよい内容にすることが大切です。
自然豊かな場所に別荘を持つことで、日常の喧騒を離れてリラックスできるのです。
そのためには、景観を活かしたデザインや、開放的な窓からの景色を楽しむための配置が考えられるでしょう。
四季折々の変化を感じることができるような、室内外のつながりを大切にすることも必要です。
さらに快適な設備も欠かせません。
充実したキッチンやバスルーム、最新のエアコンや暖房設備など快適な生活を支える設備が整っていることは価値を高める一因です。
インターネット環境やセキュリティシステムも考慮し、便利で安全な滞在ができるように配慮するのも重要です。
休暇を過ごす場所であり、ゆったりとした時間を楽しむための場所です。
そのため居心地の良さを追求することが大切です。
快適なソファやベッド、庭の遊び場など家族や友人との楽しいひとときを演出する要素を取り入れることで、充実感あふれる別荘ライフを実現できるでしょう。
最後に建築には環境への配慮も忘れてはいけません。
エコフレンドリーな設計や再生可能エネルギーの活用など、持続可能な面も考慮した豊かな内容にすることで、自然と調和した別荘を築くことができるのです。

設計段階で考慮したい別荘にあると便利な設備

別荘をこれから建てるのであれば、どのような間取りや外観にするのかは、施主としてもっとも気にかかるところといえるでしょう。
それとともに別荘の本体だけではなく、さまざまな付帯の設備についても、やはり設計段階からよく練り上げてベストな選択をしたいものです。
せっかく非日常の空間を楽しむのであれば、たとえばワイドオープンサッシやサンルーフなど、開放的で外部の景色を室内に取り込めるデザインの窓を設けるのもひとつの方法です。
山や海といった自然に恵まれた地域であれば、周囲の風景をまるごと借景として活用できるかもしれません。
また大きめのウッドデッキなどがあると、室内と室外の空間を一体的に利用することができるので大変便利です。
もしも冬場に積雪のある地方であれば、暖炉や薪ストーブなどの設備もあらかじめ用意しておくと、こうしたシーズンでも快適に滞在することができます。
もちろん煙突などの開口部が必要となりますので、その意味でも設計段階からの検討は重要です。

新築で別荘を買うのはお得なのか検証してみる

新築で別荘を買うのは、状況によってお得な場合もあるかもしれませんが、一般的には検証が必要です。
まず新築を選ぶ際に考慮すべき点はいくつかあります。
一つ目は初期投資と将来のコストです。
新築は初めから最新の設備や構造を備えており、メンテナンスや修繕の必要性が少ない場合があります。
一方で、中古の別荘はリノベーションや修繕が必要なことがあるため、初期投資が少なくても将来的なコストを考慮する必要があります。
二つ目は物件の立地と需要です。
新築が魅力的な立地にある場合、将来的な需要も高まる可能性があります。
中古の別荘は既に周辺環境が整っていることが多いため、需要の安定性があるかもしれません。
立地と需要のバランスを考えながら、お得感を検証する必要があります。
三つ目は資産価値の維持と増加です。
新築は初めから高い資産価値を持っていますが、中古の別荘もリノベーションや改修を通じて資産価値を向上させることが可能です。
将来的な資産価値の変化を見越して判断することも重要です。

別荘を購入する際の中古の魅力は安さだけではない

中古で別荘を購入希望している方は、安く購入できるという中古の魅力を感じるものですが、実際には安さだけではない魅力も存在しています。
別荘は元々が環境の良い場所に建てられていることになり、一般住宅とは大きく異なり静養のために利用をするものなので中古であっても良い環境は残されたままになります。
新築で建てる場合と比較をすると自由な間取りで自由な外観にすることはできませんが、中古の魅力の中には既に利用してきた方が存在していることになるので、購入前にメリットとデメリットの両方を判断しやすいことも魅力ではないでしょうか。
当然ながら安く購入できたことで資金をリフォームに費やすこともでき、トイレやキッチン、洗面台を新品に交換したり、確認してから判断することができます。
外装面でも屋根と外壁の塗り替えをするだけではなく、重ね張り工法で好みに合わせた外観にできたりすることも魅力です。

別荘を購入したらどのような問題がある?

別荘を購入したら、さまざまな問題が発生する可能性があります。
これらの問題を事前に確認しておくことは重要です。
まず一つ目は、維持管理の問題です。
別荘は定期的なメンテナンスが必要であり、屋外施設や庭、屋根などの点検と修繕が求められることがあります。
特に季節や気候によって影響を受けるため、長期間放置すると劣化が進み、修理費用が増えてしまう可能性があるのです。
二つ目は水回りの問題で別荘によっては水道や排水設備が古くなっていることがあるため、漏水や詰まりなどのトラブルが発生する可能性があります。
特に冬季には凍結による水道のトラブルに注意が必要です。
三つ目は周辺環境の問題で近隣の騒音や景観の変化、野生動物の影響など、周囲の環境が別荘生活に影響を及ぼすことがあります。
そのため、周辺の状況を事前に調査しておくことが大切です。
四つ目は法的・契約上の問題で土地所有権や建物の権利関係、契約内容などが明確でない場合、後々トラブルの原因となることがあります。
不動産の専門家のアドバイスを受け、契約書や法的な事項をよく確認することが重要です。

著者:磯村広明

筆者プロフィール

東京都渋谷区生まれ。
昔からの夢であった別荘をついに購入。
このサイトでは別荘購入について学んだことをまとめていきます。
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